医療機関と連携している歯医者なら米子市のよなご西福原歯科医院

医療機関との連携 OTHERS

医療機関との連携について

厚生労働省が活動を推進しています

現在、厚生労働省は、医科と歯科の連携による口腔機能管理が効果的であることを認識し、その結果を公式ホームページで公開し、積極的に推進しています。この方針に賛同する当院は、より一層地域医療への貢献を目指し、連携を深めることができる医療機関を探しています。

口腔機能が改善されることで、
入院期間が短くなるとされています

口腔機能管理を適切に行うことは、さまざまな診療科の患者さんの入院期間が短縮されるというデータがあり、口腔内を清潔に保つことで口腔内細菌による感染リスクを低減できる効果があります。口腔領域の健康維持に限らず、体への侵襲が大きい治療を受ける患者さんにとっても、非常に有効なアプローチとされています。

地域社会における
健康管理の質の向上を目指しています

内科との連携
(糖尿病の治療や管理を
効果的にするための歯周病治療)

糖尿病患者さんに対してハイリスク疾患という認識を持ったうえで歯周治療を説明し実施していきます。歯周病と糖尿病は密接な関係にあることが多くの研究で分かっています。実際に、歯周病治療が糖尿病の症状改善につながることがあります。また、歯科医院での歯周病治療による改善が見られない場合は、その背後に糖尿病が隠れている可能性があります。このような相互作用を踏まえ、当院では他の医療機関と連携し、患者さんの健康管理に貢献していくことを目指しています。

整形外科との連携
(BP製剤服用者の顎骨を
守るための歯科診療)

BP製剤の副作用による骨へのダメージを最小限にすべくむし歯の予防や管理と歯周病の進行抑制管理を行います。BR製剤は、骨粗しょう症治療やがんの骨転移等に用いられる薬で、骨密度の低下を防ぎますが、この薬を服用している方が抜歯を受けると、抜歯部位の適切な治癒が妨げられ、顎骨壊死という副作用を引き起こすリスクがあります。そのため、BR製剤を服用中の方は、親知らずの抜歯やインプラントなどの処置を避け、口腔衛生を徹底することが求められます。

産婦人科との連携
(妊産婦特有の歯周病治療を
施し胎児の健康を守ります)

歯周病の進行抑制で母体の健康と胎児の健康と出産をサポートします。妊娠期間中は、女性ホルモンの変動によって歯周病にかかりやすくなり、またその状態が悪化しやすいという特徴があります。実際に、歯周病を抱える妊婦の方は、そうでない方に比べて早産のリスクが7.5倍高まるとの報告があります。このため、赤ちゃんの健康を守るためにも、歯周病治療や予防がとても大切です。当院では、妊娠中の歯科健診についてもサポートしています。お気軽にご相談ください。

対象の患者さんがいらっしゃった場合は、
紹介状をご準備のうえご連絡いただけますと幸いです

マタニティ診療について

当院で妊婦歯科健康診査が可能です

妊娠中の口腔内の環境は、生まれてくる赤ちゃんにも大きな影響を与えることが指摘されています。妊婦の口腔内の状態が悪い場合、早産や低体重児のリスクが高まるため、妊娠中の歯科治療や予防ケアは、赤ちゃんの健康を守るためにもとても大切です。妊婦歯科健康診査では、むし歯や歯周疾患の有無、歯石の有無、口腔内の健康状態などを確認し、保健指導を行います。

持参物

  • 妊婦歯科健康診査受診票・結果票
  • 健康保険証
  • 母子健康手帳

※妊婦歯科健康診査受診票・結果票は、
母子健康手帳別冊に添付されています。

妊活中や妊娠を予定されているかたも、 予め口腔内の検査を
受けていただくことをおすすめしています。

代表的なトラブル

むし歯・歯周病

つわりでお口のケアができず、むし歯や歯周病のリスクが高まります。

妊娠性歯肉炎

妊娠初期は、急激なホルモンバランスの変化で歯肉の出血や腫れが生じやすい状態です。
また痛みを感じにくいため、そのまま放置されやすく、症状が悪化する恐れがあります。

妊娠性エプーリス

女性ホルモン増加で歯肉がコブのように大きく膨らむことがあります。
多くは良性で、出産後に自然となくなります。

治療時期

妊娠初期(1ヵ月~4ヵ月)

多くの方がつわりで体調が優れない時期です。どうしても治療を行う必要がある場合、応急処置にとどめます。

妊娠中期(5ヵ月~7ヵ月)

体調が安定する時期で、医師から特別な指示を受けてなければ治療が可能です。

妊娠後期(8ヵ月~10ヵ月)

治療は可能ですが、仰向けになることでお腹が圧迫され、負担が大きくなってしまいます。また、医師から早産の傾向があると言われている場合、治療はおすすめできません。